福岡市健康づくりサポートセンター

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高血圧症

生活習慣病

高血圧症

高血圧症(1)

血圧測定器

血圧で収縮期血圧(いわゆる上の血圧)が140mmHg以上、もしくは拡張期血圧(いわゆる下の血圧)が90mmHg以上を高血圧と言います。平成12年に実施された第5次循環器疾患調査によると、30歳以上の日本人で男性の51.7%、女性の39.7%が高血圧で、年齢が高くなればその割合は大きくなってきます。なんと日本人の約4000万人が高血圧と推定されています。しかも、血圧が高くても頭痛やめまいといった自覚症状はない場合がほとんどで、高血圧が見落とされている場合が多いのが実情です。

高血圧を放っておくと心筋梗塞などの虚血性心疾患、心不全、脳卒中などの脳血管疾患や腎不全など様々な問題が生じます。また、血圧は変動しやすいため、健康診断や医療機関の測定だけでは本当の血圧は把握できない場合もあります。

そこで日頃からの血圧測定が重要となります。最近は家庭血圧計(上腕で測定する機械が推奨されます)の値段も手頃になってきたので、ぜひ血圧を測定する習慣をつけましょう。自宅での安静時の血圧は一般的には130/85mmHg以下であることが望ましいといえます。

●血圧の見方

血圧の見方

高血圧症(2)

高血圧症は原因によって2種類に分けることができます。高血圧症の約90%は原因が明らかでない本態性高血圧症です。原因には遺伝素因や生活習慣(食塩の摂取など)が関与しているといわれています。残りの約10%は原因が明らかな二次性高血圧症で、腎炎や腎動脈狭窄による腎性高血圧症や副腎などのホルモンの異常による内分泌性高血圧症です。二次性高血圧症は手術などでその原因を治療すれば血圧が正常化することが強く期待されます。

本態性高血圧症では血圧が高くなる体質は遺伝すると考えられています。両親が高血圧症の場合、子どもの半数が高血圧症になり、片親が高血圧症の場合、約4分の1が高血圧症なると言われています。ですから家族の中に高血圧症の人がいる場合には、前回述べたように定期的に血圧測定を行い、高血圧症の早期発見が望まれます。

また、生活習慣によっても血圧が上昇します。その代表的なものが食塩の摂取です。日本人の高血圧の3〜4割の方は食塩をとりすぎると血圧が上昇し、減塩で血圧が低下する食塩感受性高血圧です。日本人の1日の平均食塩摂取量は12〜13gですが、日本高血圧学会では1日平均食塩摂取量6gを推奨しており、日頃の減塩を心がけることが望まれます。

他に気を付けるべき生活習慣として、適正体重を維持すること、有酸素性運動にとりくむこと、禁煙、節酒、野菜・果物の摂取などがあります。

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